2004年5月2日〜4日
第3ウェーブで18時10分にスタートしたかった。別に理由は無いのだが、後から時間の計算をする時に判り易いからだ。疲れてくると簡単な計算が出来なくなる。今回も最終日に決定的なミスをしてしまった。
第3ウェーブの先頭付近で走るが、どうもペースが速い。周りの皆も「速いですよね!!」なんて言いながら誰もペースを落とそうとしない、集団から遅れると何か不安なのだ。
『写真説明』:第3ウェーブでスタートする前にチョット緊張して写真に収まる筆者
ザックのクのベルトには左にデジカメ、右に携帯電話、頭には既にヘッドランプを装着
昨年よりチョット速い(10分ほど)
タラちゃんが選手からスタッフに返信してエイドを手伝ってくれている。ネイチャーでの奮闘で調子が良くないそうだ、でも選手のお世話をしながら萩往還を堪能している(ありがとうございます)
上郷駅のエイドを後にし、地下道を潜り国道を右折する。すぐに自転車道の暗闇に入るが、かって知った道でヘッドランプの明かりを頼りに前に進む。
『写真説明』
(左):エイドの前でヤングたちとVサインでイェーイ!!(私一人にスタッフ6名、他に飛び入りの選手も混じっている)
(右):エイドの後ろにあるガソリンスタンドの段差に座って右手に缶ビール、左手に紙コップ(右の写真は「うめ吉さん」提供)
ここでも昨年より10分速い、ということはペースが落ち着いたのかな。
リーダーのA川さんの姿を見つけて挨拶。
何時も元気の良いヤングたちに昨年写した写真を渡す、暖かいコーヒーに砂糖をタップリ入れてもらいスタンドの縁石に座って飲む。チョット隣のコンビに買物、何を買ったかって判ってますよね!! 「うめ吉さん」にしっかり写されてしまった(笑)
西寺を出発するとすぐに暗闇の急な上り坂が続く、東京から参加の数人と集団で先を目指すが、途中で寒くなり全員一斉に上に1枚を重ね着する。
毎年だが石柱渓の名所は暗闇の中でわからずに通過。豊田湖手前の鋭角に曲がる路地でチョットショートカットする。
昨年に比べて約20分速い。今年は「ガスター10」を前日から飲んでいるので食欲が落ちないように祈りながら うどん とおにぎりを1ついただく。
もう1つの新兵器「練り梅」の登場、おにぎりに付けて食べるが、なかなかのものだ.。
このエイドには過去の優勝者、四国のM下さんがスタッフでお世話してくれている、今年は調子が良くないとかでエントリーしていなかった、名簿に名前が無いのでお会いできるか不安だったが説明会場でご挨拶できた。
出発すると温泉街ですぐに直角に左折、急勾配の坂を上ると交差点で此処が意外とコースミスをする箇所。
慎重に油谷方面の細い道を下る。
この付近ではずーと東京のM崎選手とご一緒させていただく。
大坊ダムに行く途中には昨年コースアウトした魔の交差点がある。
今年は間違えないように慎重に進むが、雨が降っていないのでそんな心配は無い、しっかり「油谷」の標識を見て砂利ヶ峠(じゃりがたお)に向かって急勾配を上る、周囲は明かりひとつ無い漆黒の闇! おかげで満天の星空を満喫することが出来る、都会生活では味会うことの出来ない贅沢。
長い急坂を登りきるとそこが砂利ヶ峠(距離=69.8キロ 標高260m)、後は今までの登りを惜しむような急な下り坂が大坊ダム付近までで続く。
まだかなーと思っているうちにダム湖の水面が見えてきた、ダムに架かっている橋を渡ると明かりが見えてきた、大坊エイドだ。
今年はコースアウトしていないので当然のことならが1時間以上早く到着する。
このエイドは毎年暖かなお汁を試作までして選手のために用意してくれている、リーダーのH川さんはエイドスタッフ終了後に70キロの選手として大会に参加している、お嬢さんのY佳ちゃんは今年は不在、昨年に写した写真をお母様に託す。
ちょうど同じ時間に到着した京都のM塚選手も同じくメッセージを託している。
このエイドのマスコットガールY佳ちゃんと会えなかったのはチョット寂しいが先を急ぐ。
大坊交差点に向かうが、今年はその手前に出来た新道を左折してチョット近道に挑戦する。
事前に地図で下調べをしてあるが、だいぶ近いようだ、畑の中のきれいな道を進むと、やがて右折の大きな較差点があり、その先には今まで進んでいた道路が見える。
大坊交差点に向かうが、今年はその手前に出来た新道を左折してチョット近道に挑戦する。
事前に地図で下調べをしてあるが、だいぶ近いようだ、畑の中のきれいな道を進むと、やがて右折の大きな較差点があり、その先には今まで進んでいた道路が見える。
写真は海沿いに出たところにある「油谷中学校」のつつじ。
『写真説明』:大坊中学の石垣に咲いているサツキの花を写す、手前からピンク、次が白、周囲はまだ暗くて遠くの街灯が光っている。
食堂による前に体育館で着替えをする。と言っても汗臭い上着のTシャツを着替えてゼッケンを付け替えただけ。
食堂では早々と生ビールを飲んでいる選手もいるが、チョット量が多いので遠慮して何時ものお粥さんをオーダーする。
今年は食器が使い捨ての容器になり、洗う手間を省略する作戦のようだ。
食事後に俵島に向かって海沿いに進むが、だんだん暑くなってきた。この先が思いやられる。
そろそろ先月に急に走りこんだ影響でいためた膝と足首などが調子悪くなりだした。ガスターと共に痛み止めも服用する。
俵島のチェックポイントに向かうには島の道路を時計方向、版時計方向に回る2種類の方法があるが、昨年反時計方向に進みたかったがコースアウト後のリスクを最小にするためこのコースを断念した、今年はM崎さんと共に反時計コースを進む。
以前に時計回りで経験したコースだが、反時計周りは初めての経験、あまりのアップダウンにチョット反省してしまった。
でも、登りは歩くしかないのでこれは気が楽なのだが、くだりは膝の痛みがひどくなるのでこれも歩きになる。
途中で先発ランナーが続々と戻ってくる、まだまだ皆さん元気・元気!
『写真説明』
(左)俵島チェックポイント付近から見た俵島。柱が集まったように見える柱状節理(ちゅうじょうせつり)は国指定天然記念物。
(中)初めてチェックカードにパンチを押す筆者
(右)俵島の帰りに川尻岬方面を写す、海に向かって下り坂が続く、アップダウンの厳しさが少しでも判ってもらえるかな?
俵島は昨年より約1時間早く到着、一昨年よりも30分ほど速いことになる。
帰路も時計回りコースをとる。アップダウンはきついが、トータルでこちらが時間短縮になる。
一昨年よりも約50分速い、別にタイムを意識してないのだが、なぜか早くなっている。今年は皆さん速いようだ。