'02年 第5回 立山登山マラニック  
 

457ナンバーカード

ナンバーカードは
メモリアルナンバーです
立山のお札

2002年9月7日(土)立山から流れてくる常願寺川の河口、浜黒崎海岸(海抜0メートル)から、
立山連峰の主峰「雄山」山頂の3003メートルまで駆け上がる走行距離65キロのマラニック。

第1回からの連続参加ですが、今年も富山テレビがBBTスペシャルで特集番組を放映。
5回連続参加者と言うことで、取材対象になってしまいました。
ゴールしないと恰好が悪いな! チョット緊張してスタート。

スタート時にチョット小雨が降ったが、曇り空で走りやすかった。
ところが途中から・・・  後は読んで下さいね。

3000mの立山連峰を眺めながらのアドベンチャーラン。
今年の参加者は164名。
ボランティアの皆さんの雰囲気がすばらしい。
わたしの大好きな大会です。


スタート地点の篝火の前で写す 富山湾の黒浜崎海岸(海抜0メートル)を朝4時にスタート。
海岸に篝火を焚いてこれから総勢164名がゴールの立山:雄山山頂(3003m)に向かってスタートする。
コース

黒浜崎海岸(くろはまさきかいがん)
岩峅寺(いわくらじ)
立山駅(たてやまえき)
称名滝(しょうみょうたき)
弘法(こうぼう)
立山有料道路(阿弥陀が原)
室堂(むろどう)
雄山山頂(おやまさんちょう)


(距離 0km:標高 0m)
(19k:)
(36km、450m)
(43km:950m)
(47km:1450m)
(立山黒部アルペンルート)
(60km:2450m)
(65km:3003m)

スタート直後からなるべくペースを抑えて走ることにした。
練習不足だし、テレビ取材のためゴーしないと恰好悪いし!
とにかく完走だけが目標だ。

岩峅寺(雄山神社外宮)エイドには昨年よりチョット遅いくらいに時間に到着。
よしよし、予定どおりだ。

今年も荷物をなるべく軽くするために、デジカメは置いて、レンズ付きカメラのみをもって走る。
でも写真を写す余裕が無かった、ごめんなさい。

さー、ここからいよいよ登りがきつくなるゾー。


途中で福岡から参加の「N平さん」とご一緒させていただく。
彼女も4回目の参加だし、アチコチのウルトラマラソンで何度もお逢いしている常連さん。
疲れをとるためにいろいろなお話をしながら気を紛らわせる。
急坂を歩いて登っていたら、テレビ取材の車から撮影されてしまった(汗)、あわてて走り出す。

一昨年から「立山大橋」が完成したので、この橋を走ってもらいたいと実行委員長の計らいで(?)距離が伸びるサービス実施中(笑)。

立山駅手前から大阪から参加の「F動さん」とご一緒させてもらう。
いろんな事を話しながら、その後「称名滝エイド」までご一緒でした。

立山駅エイド(36キロ地点)は梨が美味しかった! 
4切れを座り込んでいただき、走り出すときに両手に2切れをもって走る。
後から来るか方にも充分有ったはずです。


称名滝エイド(43キロ地点)には関門時間(スタート後6時間30分:午前10時30分)の約10分前に到着。
昨年よりチョット遅れているがまあまあだろう。
そうめん、お汁粉などいただいて、関門時間と同じ10時30分にスタートする。

わき水を頭からかぶっていたら、またまたしっかりテレビに映された。


ここから八郎坂。
距離は2キロだば、標高差約500メートルをのぼる登山道。
今年も視覚障害「M地さん」が走っているがここまでに追いつけなかった、八郎坂で追いつけないと後は可能性無い。

途中で写真撮影があった。

室堂のオヤマリンドウ

アルペンルートに出たところが「弘法(こうぼう)エイド」(47km:1450m)
少し手前からカメラマンが走って撮影してくれた。

エイドで簡単に補給してすぐに走り出す。
ここからはアルペンルートのバス道路なので走りやすいが、そろそろ疲れが!


この頃から時々雨が降ったりして、全体に視界が悪い。


やっと「阿弥陀が原エイド(53キロ地点)」に到着。
簡単に食べてすぐにスタート。
でも室堂エイド(60キロ)まで約8キロを1時間30分で走らないと。
足が出ない! 辛かった!
制限時間に室堂に到着を諦めていた。
途中で収容バスがスーート寄ってきて、「乗りますか?」
この時、時間内完走は無理なんだと諦めた。でも、時間内は頑張ろうとバスを断って走る、歩く。

雨雲が一瞬とぎれて視界が開け、「地獄谷へ」の道標が!
地獄谷ってたしか室堂の裏だよ!

そして、視線を前方に向けたら、一瞬の晴れ間に「室堂バスターミナル」が見えた!
距離は2キロほど、時間は15分ほど残っている。

もしかして時間内に室堂に到着出来るかも?
それからはがんばりました、一歩も歩かず。
ボランティアさんが「まだ間に合いますよー」、声援も聞こえて来る。

室堂には制限時間の1分前に滑り込みセーフ。

室堂で宮本さんとビビちゃん 室堂では富山の宮本さんが盲導犬のビビちゃんと共に待っていてくれました。
engenさんも一緒に出迎えてくれ、久しぶりの再会。
もうすぐゴール、右足を岩に掛けてVサインの私

山頂のゴールに向かう途中。
この後に雷雨が襲ってきた、怖かった!

山頂には約30分前に到着。
やっとゴール出来ました。
雄山山頂で散骨する藤井さん

 ジョナちゃん(宮本さんの初代盲導犬)の
 お骨を散骨される藤井さん。
雷鳥荘の前でボランティアさんと一緒の写真
 ゴール後宿泊した雷鳥荘の前で、ボランティアさんと一緒に写す。
 背後が立山連峰(右端が雄山)
 筆者は前列左端

 前列左2人目のお嬢さんも隣のお母さんと一緒に5年前からゴール担当。
 その時からお世話になってます(ありがとー)
 


富山県八尾町の「おわら風の盆」の次に有名な(ホントかな?)「立山マラニック音頭」のご紹介です。
マラニック音頭はこちら室堂前でみんなの踊り(6人)




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