澤田佳奈さんの

なんでだろう?萩往還の魅力

2003.04.24 掲載


へんないきもの澤田佳奈です。毎年、萩往還が近づくにつれて、遠足に行く子供のような気分になるのは私だけでしょうか?
今回は、そんな萩往還の魅力について考えてみました。

<その1・自然>

なんと言っても、山口県の3分の2をグルリと1周するコースは、そりゃ山あり海ありの起伏に富んだコース!途中、中国山地を超え、コース最高点の千畳敷にいたる坂道では、来た道をはるか彼方にながめる大パノラマに思わず、自分で自分をほめたなります!
そして、私が最も好きなのは、ゴールも間近に迫った往還道の出口、です!そこまでは、その名のとおり「お花畑」、まるで天国のよう、そこから先は、アスフアルト道路を一気に下ってゴールです。いままでさんざん苦労してきたのに、なぜか、「お花畑」を出たくない!いつまでもこのまま夢をみていたい・・・

<その2・人>

毎年、同じ場所で同じ人がボランテイアをしています。なもんで、顔だけは覚えられて、「今年は遅かったですね」とか、逆に速いと自分から「どうです、今年は速かったでしょう?」とか。相手がいると思うとやめられないんですよね。
そしてまた、来年も来よう、と。

<その3・コース>

ナント言っても、主催者の小野さんのいうとおり、コースどり、にこの大会の生命が宿っていると思います。250KMの参加者なら一度は、往還道ですれ違う他コースの参加者の羨望のまなざしに酔いしれてみて下さい、いや、それ以上に相手からパワーをもらって下さい!この大会の良さは、まさしくそこにあります。ワンウエイではなく、あえて違うコースの参加者とすれ違うようにした、主催者の粋な計らいです!

<その4・エトセトラ>

超ウルトラ共通事項、速い人が勝つレースではない!(最近は、そうも言えなくなってきた?)途中、山あり谷あり、雷雨あり・・・つねに人生、前向きに、肩肘はらずに生きてきた人が笑顔でゴールを迎えられるレース、そんな萩往還に今年も連続6回出場できる喜びと、UMMLの皆さんと時空を共有できることを楽しみに・・・


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