2005年萩往還:皆様からの投稿

2005.5.17掲載

ちょっと後悔の残る2005年萩往還完走記

A−4 縞猫@北海道

前日

今年は、5月1日が日曜日のため、スタート前日に朝一の飛行機で出発できた。羽田で乗り換え、ほぼ定刻宇部へ。バスとJR乗継で昼過ぎに山口・惣野旅館着。時代を感じさせる懐かしい雰囲気の旅館だ。荷物を置き、まずは受付けを済ませに瑠璃光寺へ向かう。小雨が降っているが明日には晴れるそうだ。

運勢判断におみくじを引く。「吉」。願い事は「友人に助けられて成就とある」さてどうなるものか?250キロと70キロ両方で受付けを終え、小野さんに挨拶。今年は受付けの場所に荷物がいっぱい山積みで、スタッフの居場所が無いくらい。スタッフの皆さん大変そうだ。

帰る途中、鹿児島から来たという年配の方と話をする。後で知ったが250キロ出場2番目のご高齢のTさんという方だった。本当の年齢を知ってちょっとビックリ。歩いていて腰のあたりに少し痛みを感じる。ちょっと心配。これでは先が思いやられる。先週「チャレンジ富士五湖」で117km走り、29日にはローカルのハーフ(10キロで自主的にリタイアした)に出場したが、もうすこし休養しても良かったかもしれない。

旅館に戻り大広間の一角を陣取る。近くには三重のIさん、兵庫のFさん他の方々。ク○さん、牛久の鉄人Hさんらは1階の奥の部屋、2階にも泊まれるようだ。とりあえず今日中にゼッケンを上着に付けたり(天気予報では気温が23度くらいとのことで半そでを選択)、宗頭送りの荷物をまとめたりと用事を済ませておく。5時半ころ、近くの銭湯「亀山湯」へ。古くて小さいがよく掃除されている。先客が一人だけでゆっくり入浴でき気持ちが良い。部屋に戻るとセミナーの準備がされていた。小野さんをはじめク○さん、O野○さんら「萩」の顔といった面々が並ぶ。話の内容はこれといって目新しい物は無かったが、カフェインの消化器系への影響を○野○さんに質問した。ボルタレンなどの痛み止め程ではないにせよ、多少は影響があるそうだ。やはりガスターを服用することが大事とのこと。セミナーは8時半ころまで続いた。(いつもは9時を過ぎるらしい)急いで遅い夕食を一人で近くの「寿司割烹・な○わ○」へ。生散らし寿司とあら煮(はまちのようだった)を注文。料理はまあまあだったが、料理人が常連客と話ばかりしたり、ビールを飲んだりして料理が来るのが遅く、ちょっと閉口した。一見さんの来るところではなかったようだ。

もう少し飲みたいので酒屋かコンビニを捜したが旅館の周囲になかなか見当たらない。仕方なくアーケードを過ぎ、駅前のコンビにまで行ってしまった。帰りにKちゃんと鶴岡以来に会ってお話。ネイチャー2位と大活躍されたがさすがにまだ体調が良くなく、250キロにエントリーしていたが、出来たら140kmに変更したいとのこと。それでも140km走ろうとするのが凄い!旅館に戻るとHさんらに一緒に飲もうとお誘い。奥の部屋で柏崎マラソン主催の新潟・石○さん、宝石屋さんの岐阜・平○さん、神奈川・栗○さんらと飲む。(今回感動的なゴールをされたという)原○さんからの差し入れという芋焼酎を自分が一番飲んでしまった。おかげで翌朝までぐっすり寝ることができた。

スタート当日

明朝は8時に事前に調べておいた一番早い開店のアーケード街の喫茶店でモーニングセットの朝食。スタートが午後6時なので、昼近くまでごろごろする。外は暑そうだ。天気予報では5日まで雨の心配なし。気温も最高25度と高めだ。どうやらカッパの必要は無さそうだ。同室の2人とともに不足の物の購入と昼食を兼ねて外出。つい今しがた山口に着いたランナーたちを多数見かける。薬局で日焼け止めや100円ショップでバンダナを購入。雨用につばの付いたキャップタイプの帽子を用意したが、吸水性のよい綿のバンダナの方が顔に汗が流れるのを防いでくれるであろう。昼食はどこも混んでいてデパートの粽屋(ちまきや)の上のレストランで天ざるセットを注文。あまり揚げ物は胃腸に良くないだろうが、しばらく天ぷらは食べられないだろう。

旅館に戻り最終の荷物の確認をする。結局スタート時の荷物は、ポーチの中に地図とお金と薬類だけ入れて済み、大分軽量となった。2時半ころから説明会のある県教育会館へと移動。今年から椅子席のあるホール式の大きな会場へ変更となった。小野さんが壇上からお話しされたり、スライドを使っていたりで、今までとは違ってちょっと変な感じ。小野節は今年はちょっとソフトだったかな?もうちょっと爆裂して「渇入れ」して欲しかった(笑)。

今回はボランティアで参加のFちゃん、タ○さん、ランナーでは、Dさん、秋田の○友さん、北九州のUさんらと再会。広島のTさんとは初体面だ。青馬会のHちゃんらの姿も見える。UMMLの方々はだいたい一団となっているのでわかりやすい。

タ○さんには台湾の24時間走優勝+ネイチャー3位の祝福を、Fちゃんには残念ながらネイチャーリタイアの慰労の言葉をかけさせてもらう。2人とも見た目、身体の方は問題無さそうに見えたが。ウルトラ界の重鎮なんだからお大事にしてくださいよ。本当に。この二人にサポートしていただける私を含め、ランナーの皆さん幸せ者です。

荷物預かりの集会所に向かう途中で、福岡の澤○さんに会う。今年は「くりやま」には参加できないとのこと。またいつか飲みましょうね。セブンイレブンでレース前の「最後の晩餐」を購入しておく。しばらく食べられないのでいっぱい買い込む。ランナーで店は大繁盛。「萩往還景気」か?向い側のスーパーも繁盛していた。途中、○の兄さんと「お台場」以来の再会。さすがにマラニック慣れされておりリラックスムード。荷物を置いて駐車場の脇で食事をしていたら、東京の猶○さんと「大村湾」以来の再会。なんと猶○さんも250+70のダブルエントリーされたそうで大いに盛り上がる。「2人ともこけちゃってCのゼッケン無駄になったら大笑いだねー」なんて。(このときは笑い話で済んだのだが・・)

スタート〜豊田湖

5時半ころにスタートの瑠璃光寺へ移動。各地の大会で見かける方も多数いる。写真を撮りあう人。一人集中されている人。ランナー100態だ。それにしても一般の参拝客の方はこの光景をどう思うのだろうか?300名以上のマラソンアホランナーの集団でちょっと異様な雰囲気であろう。今回70kmスタートの4日午前6時までに帰って来るのが目標なので、第1ウエーヴスタートも考えたが、道が不安なのと最後から抜いていく方が気持ち的に楽なので、昨年同様最終ウエーヴのスタートとした。同じ北海道の福○さんが挨拶に来てくれる。もう3,4回完走されている方だ。私のほうから挨拶に行くのが筋だろうに。

それにしてもスタートにはもう多くのランナーが並んでいる。第1ウエーヴスタートの希望の方が多いのか?スタートまでまだ時間があるのでストレッチやトイレに行って時間を過ごす。スタート前はいつもあまり人と話をする気にはならない。最終ウエーヴは実力者が多いようだ。○野○さん、○友さん、猶○さん、福○さん・・。

6時ちょうど、「エイエイオー」の掛け声で第1ウエーヴスタート。以下5分おきに50人程度のランナーがスタートしていく。最終第5ウエーヴ。自分は最後方からスタートしたいのが、関西の方が後ろに下がってきて、この方も最後方からスタートしたいようだ。しかし譲らずに自分が最後に陣取って、6時20分ついに今年の萩往還がスタートした。今年は熟女ダンサーズによるフラダンスが無いようでちょっと寂しい。その代わりに勇壮な太鼓で見送りされる。最初は楽なペースで行こうと思うが、ついつい下りでスピードが出てしまう。回りが遅すぎるのもあって駅前辺りからこの集団のトップになってしまった。コースに自信が無く、前方にランナーがいないと不安なので前のウエーヴの最終ランナーが見えるところまでは速いペースで進む。歩道橋を渡り、サイクリングロードに入ると一安心である。少しペースを落とすと、○豆○さん、西○さん、○鳥さんらがハイペースで先行していく。同じ組の猶○さんと「ちょっとペースが早すぎるかな」と話す。このあたりから現在2連覇中の○野○さんを確認できる距離で走ることになる。先にスタートしていたHさんらにエールをいただく。この走りのペースに、抜かれて少々ビックリされるランナーもおられた。自分でも最後までこのまま行けない事は百も承知なんですが・・(苦笑)。

最初のエイドJR上郷駅前で給水する。タ○さんが誘導している。地下道をくぐり国道9号線を右折。「萩往還」レースが始まったと実感する所である。二本木峠あたりから蛙の合唱が聞こえ始める。湯の口、下郷駐輪場、自転車道、美祢高校前のエイドを過ぎ、西寺エイドあたりでは上位グループが形成されたようだ。

西寺を過ぎ、中国自然歩道に入ると街灯がほとんど無くなり、夜間走をしているという実感が強くなる。○野○さんはヘッドライトではなく、ハンドライトで常に前方を左右に振りながら幅を確認されながら進んでいる。一升谷あたりの地面が不安定で、歩幅が一定しないところではハンドタイプの方がいいかもしれない。まだこのあたりでは自分のヘッドライト(ブラックダイアモンド社ジーニックス)でも十分だ。

○野○さん、大阪の中○さんの後ろ5mくらいの位置に付く。中○さんは走りながらスパルタスロンについあれこれ質問されている。それに簡潔に答える○野○さん。いろいろと私も勉強になりました。私たちの間で、ペース上げたり下げたりして走る選手がいる。後ろから見ると「流し」を入れたジョギングをしているようだ。こちらは自分のペースを守るだけだ。しばらくすると視界から姿が消えた。

右手に湖が見えてきて、じきに百合野の右折ポイント到着。今年は誘導の方がいて、とてもわかりやすかった。

豊田湖〜俵山温泉〜大坊〜海湧食堂〜俵島

0時過ぎ、豊田湖到着。記帳。3位グループのようだ。トップの○鳥さんとは25分差。うどんとおにぎりを速攻で平らげる。ちょっと量が多いかと思ったが食べられるうちにお腹に収めておく。

中○さんの後について俵山温泉へと向かう。この辺から大坊交差点あたりまでは昨年お盆に直に試走したところなので大丈夫とは思うが、あの「萩往還の現人神」のク○さんでさえ道を間違えたところなので注意して進む。バス待合室のエイドにおられたのは過去優勝者の森○さんだったかな?先行していた中○さんが湯町分岐を温泉街の方に向いそうだったのでスタッフが「左ですよー」と声をかけた。その後50mくらい離れて後を追ったが中○さんの姿が見えなくなっていた。その後○野○さんがトイレタイムで一時先行する。この間ゼッケン81の選手(○浦さん、山口県)が後ろから横について並走してくる。どうも道に不案内のようでナビゲーターとして使われているようだ。ピッチは明らかにあちらの方が上だ。

大坊ダム手前で例の野犬に吼えられる。しかし昨年ほどではなく、我々とは大分距離がありそうだ。咬まれる心配はあるまい。なかなか現れなかった大坊エイドに到着。温かい汁物が嬉しい。給水・給食を取り、次ぎは海湧食堂を目指す。○浦さん・○野○さんとで進む。

大坊ダムを下って最初の信号を左折すると(正式には2つ目の信号を左折)200m程度ではあるが、ショートカットできることを試走で確かめていたので2人とは別れてその道を進む。暗いのでちょっと心配だったがきちんと国道191号線に出た。しめしめ、まだ2人は後方にも見えない。すぐに追いつかれるのだろうが。油谷大橋を過ぎ、上り坂で2人に追いつかれた。○野○さんに「道を間違えたのかと思いましたよ」と言われる。いえいえズルです。何時くらいか(昨年よりは少し早そう)海湧食堂到着。ここでまだまだ86キロ。トップの○鳥さんとは22分差。あまり変わらない。タ○さんもお手伝いされている。ゲキを入れてもらう。Fちゃんは中学の荷物預けで手伝いのはずだ。お粥におかず、味噌汁のセットがトレーに乗って出てくる。珍しく少し残す。ここでガスター10を飲んでおく。今回も後半に胃腸がやられないか不安だ。

目の前で食事されている人に声をかけられる。見覚えが・・。昨年もこの辺で並走した東京の杭○さんだ。一年ぶりの再会に握手。昨年は残念ながら途中リタイアされたそうだ。今年は調子がよさそうだ。(事実、海湧を出てすぐに引き離されました)タ○さんに見送られ出発。(♪ありがとう〜)

海湧からは左手に海岸見ながら進む。昨年、この辺りはひどい雨で、道路工事もしており、とても走りづらかった。今年は天気も良く、海も穏やかで星も綺麗だ。農協を過ぎ、大浦漁港を左手に見ながら進む。もう仕事は始まっているようだ。第1チェックポイント俵島までどのルートを取るか思案する。南回りは平坦だが距離が長い。北周りは短いがアップダウンがきつい。北回りで行くことにする。意外とチェックポイントまでは遠い。思ったよりも手前で海岸に出たようだ。折り返してきたランナー2人とすれ違う。後から地図を見ると、どうも北周りルートで、本当は右に行く所を間違って左に進んだようだ。これでは大分距離をロスしたようだ。ライターは簡単に見つかった。初めてのチェック。まだ100kmも来ていない。少しずつ空は白んできたが、給水のおばちゃんはまだ来ていない様だ。

俵島〜川尻岬〜立石観音〜千畳敷

帰りも北回りで戻る。ところが道なりで進んだつもりで海岸に出たところは来た道よりも油谷側。ちょっと得した気分になった。この辺りで大分明るくなり、ヘッドライトの電気を消す。無事第1チェック終了を祝い、今年も大浦の自販機でコーラを買う。すれ違うランナーとエールを交換。(記憶が怪しいが、栗○さん、昨年往還道でお世話になった埼玉の藤○さん、・・)農協を左折。川尻岬を目指す。

アップダウンをこなし、水岬三叉路を左折して沖田食堂着。Fちゃんが迎えてくれる。ま○鳥、西○、○浦、○野○、中○、杭○さんの順か?チェックしてカレーを食べる。昨年はWさんがビールを飲んでいたっけ。すぐに猪○さんも到着。早々に出発。次はシーブリーズを目指す。

川尻漁港へ向かうあたりの棚田と、遠くに見える海岸線の景色が実に美しい。でも遠くに見える風力発電の風車のところまで行くかと思うと気分はブルーになる。シーブリーズでは今年もグレープフルーツジュースを注文。店主さんが言うには、今年はペースが遅いそうだ。○野○さんのペースがちょっと遅い気がする。2位以下が速いせいもあるが、今のところダンゴ状態だ。出発際猪○さん到着。同じ注文だ。お先に行く。

立石観音着。あれえ、ライターが見当たらない。遅れて着いた猪○さんと一緒に捜す。猪岡さん、岩の裏側まで回っている。一度道路に出てみると、なんのことはない、路線バスの待合室のような(小屋のような)建物の前にちゃんとある。「灯台下暗し」とはこのことだ。次は千畳敷目指して登っていく。

昨年と同じくこのあたりから少しずつ疲労感を覚える。まずは猪○さんに先行され、さらには塩○さんにも抜かれる。それにしても塩原さん、ガシガシと凄い勢いで登っていくんでビックリ!太ももの筋肉が発達している。話には聞いていたがすごいパワーだ。全く付いていけません。でも続けて抜かれると精神的に少し落ち込みますね。何とか千畳敷のチェックまでは歩かずに行く。チェックは昨年と同じところにあった。売店の営業は始まっていなかったが、ソフトクリームはOKで食べることができた。気分がリフレッシュし、おいしかった。

千畳敷〜西坂本〜仙崎〜鯨墓

ここからは下り坂。膝に負担にならないように注意して進む。西坂本の女子中生エイド着。うれしいんだけどちょっと恥ずかしいんだよね。女の子ばかりで、ここは。お水と苺をいただき出発。今年もエールをいただき感謝感謝。昨年はこのあたりから歩き始めたなあ。今年はもう少し走ってみる。日差しが強く暑くなってきた。途中、黄波戸峠に出る手前の野菜販売所で、おばちゃんからいかにもうまそうなトマトを1個80円で売ってもらう。うまい!黄波戸の街を過ぎますます暑くなってきた。ちょっとお疲れモードに。お腹も減ってきたので昨日買ったクレープ菓子を取り出しベンチで座って食べる。足を組んでダラッ〜としていると、タイミングが悪い(良い?)ことに、そこに車でFちゃんとタ○さん登場。バテ気味の自分に少々「渇」を入れていただきました。

そうこうしているとNさんにも追いつかれる。仙崎市街の手前でNさんが「ショートカットできる道を知っている」とのことでご一緒させていただく。Nさんは大分コースの研究をされているようだ。ところがペースが早くて着いていくのがやっと。後から地図を見るとあまり距離的には短縮されてないようでしたが、良い勉強になりました。(仙崎の街はショートカットできそうなところがありそうですね。研究してみよう)Nさんは「買い物が有ってコンビニに寄る」と言う。先に行かせてもらう。

仙崎公園のエイド着。トップを走っていた○鳥さんが休んでいる。ここでリタイアされると言う。膝から血を流し、転倒したらしい。気の毒だ。Nさんがなんと缶チューハイ(氷結レモン)片手に戻ってくる。余裕だ。酒飲み飲兵衛の自分もさすがに今は飲もうとは思わない。そういえば写真で見るNさんはいつも缶チューハイを持っていたような(笑)。

今回荷物はそれ程無いのでポーチを背負って鯨墓へと向かう。この先往復20キロが辛い。標高100mも無いが小さなアップダウンが片道4回あり、疲れた身体に堪える。行きの10kmを半分以上歩く。エイドのキャンプ場付近は歩道が狭く、凸凹があり、観光客も歩いていたりしてとても走りにくい。大分気持ちが切れ掛かって来て、とても36時間以内での250キロ完踏が出来ない気になって来る。途中○野○さんや○浦さんにすれ違う。昨年より距離は開いてはいないようだ。折り返しが見えてきた。Fちゃん、タ○さんが見える。ちょっとおどけてふざけて見せる。2人の顔を見ただけで気分が和む。単独行が長かったせいか、大したことのない会話が嬉しい。とても慰められる。少しはやる気が出てくる。Nさんも到着。入れ替わるように仙崎に向けスタートした。

鯨墓〜仙崎〜宗頭

すれ違うランナーと声を掛け合う。元気が出る。大分発汗しているのだろう、少し塩をなめたのも良かったみたいだ。○友さん、今年は好調そうな青馬会のHちゃん(Hちゃんの笑顔はいいですね。元気が出ました。写真も撮ってもらいました。ありがとうございます)と続き、藤○さん、栗○さんたちは一団(だったかな?)となって。もう自分の順位はどうでもよくなってくる。それでも目標タイムから少し遅れているので、静ヶ浦キャンプ場エイドには寄るのを止める。この先途中のコンビニで補給するようにしよう。

青海大橋の手前でDさんとすれ違う。意外と早くて驚く。このペースだと時間内完走どころか上位でゴールできそうだ。まだまだ余裕もありそうな表情だ。股ずれも大丈夫らしい。「缶コーヒー断ち」してスリムになられたようで足取りが軽そうだ。がんばれ!Dさん。(しかし結果はリタイアでした。残念。まだまだ行けたのでは?)

なんとか仙崎エイドに戻ってきた。14時少し過ぎか?それでも復路はだいぶ時間を取り戻した。まだいける気になる。すれ違うランナーがポツリポツリいるが昨年ほどの数ではないみたい。ということはタイムも良いと言うことか?レース前に立てた目標タイムを思い出してみる。ここまではわずかに遅れているがほぼ予定通りだ。後は、往還道入口の料金所までどれだけ粘れるかだ。

仙崎エイドを立ち、海岸沿いの道を進む。ここも試走で地図は頭に刷り込み済みだ。問題ない。一度嫁に携帯で連絡を入れておく。無事に山口に着いたそうだ。(36時間完走の)可能性は五分五分と言っておく。長門三隅駅から役場、宗頭へ至る道は直線でやや単調だ。去年はこのあたりで雨が本降りとなりカッパを上下とも着た記憶がある。道にはあっという間に水溜りが出来、宗頭近くでは歩道が無く、すぐ脇を走る車に水をかけられて怖い思いをしたっけ。それに比べれば今年は大分恵まれている。時折後ろを振り返るが誰も追ってこないようだ。静が浦キャンプ場で食事をしなかったので何か補給しなければ。宗頭を過ぎると萩市内までコンビニは無いので、湯免温泉・香月美術館の手前にあるローソンでサンドイッチや羊羹を購入。ここが最後の補給所だ。品が無いが歩きながら食べる。

宗頭着4時少し過ぎ。預けた荷物を受け取り、部屋に入らず(リタイアおじさんのビール片手の「おいでおいで」攻撃から身を守るため)、玄関のところでこれからのを準備する。薬を補充し、ヘッドライトをぺツェルのミオ5へ交換。一応ちゃんと点灯するか確かめる。栄養ドリンクを飲み、おにぎりはここでは食べずに1個づつサランラップに包んでもらい予備用とする。ボランティアの奥様方お手数かけました。いっぱい励ましの言葉もかけていただきましたね。まだ少々暑かったので半袖のまま(これが失敗だった)出発する。この間15分くらいか。だいぶ急いだ(つもり)。忘れ物が無ければよいが。

宗頭〜藤井酒店〜三見〜玉江

次は藤井酒店を目指す。目標は1時間。平坦なので少し走る。中畑〜一の瀬の辺りは晴れよりも曇りや雨の天気の方が景色が映える。昨年の、水墨画のような素晴らしい風景を良く覚えている。藤井酒店でまずはチェック。時刻はちょうど5時。三見駅前まで水分補給できないので飲み物も2本(坂道も続くし)購入。上り坂を歩き始める。畑仕事のおばさんに「何者?」という表情でチラチラ見られる。国道191号に合流する手前で、後ろから車で通りかかったFちゃんに声を掛けてもらう。確か仕事でいったん戻られるはず。Fちゃん、スタートからずっとありがとうね。感謝しています。

国道に出て右折。工事中だ。片側通行らしい。左側の路肩を進むが狭く、地面が凹凸で、車はビュンビュン来るわで危ないことこの上ない。結局国道ではほとんど走れず(まあ疲れて走れないというのもありましたが)三見の分岐まで来てしまった。これだったら小野会長が言われた、床並の集落の道を進んだ方が安全で良かったかもしれない。これが夜間の通過だったら車もランナーももっと怖いかも?

分岐を左折し、三見駅6時少し過ぎ到着。スタッフの方がおり、鎖峠の国道のことを話す。これから行って確かめるとのこと。ご苦労様です。また、私より先行するランナーは皆すでに玉江に着いているとのこと。1時間以上の差だ。まあマイペースで行こう。ここでも自販機で飲み物を購入。次は玉江駅を目指す。ここも1時間で、出来れば7時までに着きたいところだ。

玉江〜笠山〜虎ヶ崎〜東光寺

線路沿いに進む。昨年は道に不案内な自分を高知の森○さんがナビゲートしてくれたが、今年はバッチリ大丈夫。しかも明るいうちに通過できそうだ。それでも最初の踏切を過ぎ、森の中を進むと暗くてあまり良い気持ちがしない。去年は幻聴で、さかんに人の足音がして後ろを振り返ったものだ。今年もまた気がついたら秋田の○友さんが後ろにいて「わっ」と驚かされそうだ(爆)。昨年気がつかなかったが、この辺りは梨畑になっており、有名な品種のようだ。海岸沿いとはいえ、意外と小さな起伏が続く。踏切をいくつか過ぎ、玉江市街に入ってきた。駅まで行かずに、ク○さんのHPで萩にお住まいの方(○豆○さんだったか?)のご指摘のように、右手の山下商店を過ぎてすぐ左手のカーヴミラーのところを左折してみた。お話しの通り、海岸通りに出ることが出来、目の前に常盤大橋が見える。少し回り込めば橋の入り口だ。大分ショートカットできる。この橋のところでほぼ7時ちょうど。次ぎは笠山を目指す。

途中ランニング中の女性とすれ違う。一瞬140kmの選手か思ったが、まだスタートしたばかりのはず。菊ヶ浜沿いではなく、24時間スーパーのある街中の道を進む。1台車の中から「がんばれー」と応援してもらう。雁島橋、萩焼会館前を通過し、これから先が実に長く感じた。青海島の往路と同じくらい辛かった。後から地図を見ると玉江から笠山までは10,5kmもあるようだ。左側の歩道を進んだが、状態が悪く、ライトで地面を照らしながら少し慎重に進んだ。途中、中○さんを右手に見た記憶があるが、余裕が無かったせいかほかにランナーとすれ違った記憶が無い。

やっと案内看板が見えてきた。明神池を左折して笠山を目指す。上り始めると回りは真っ暗。これでは女性の一人歩きは無用心だろう。山頂到着。ライトが点滅しており、すぐにライターは見つかった。次ぎは虎ヶ崎へ。下って海岸まで出る。一人だとやっぱりちょっと気味が悪い。少し走る(笑)。いっそのことゴールまで、ずっと怖〜い道が続いていたら疲れも飛んで、走っていけそうだ(笑)。

虎ヶ崎、椿の館着。ほぼ9時ころか?一応レース前の予定通りだ。これでゴールまで下りだけ走れば、あとはほとんど歩いても午前6時までにはゴールできる計算だ。少しほっとする。まずはチェック。森○さんがお手伝いされていた。「いいペース」と激励してくれる。森○さん、腰が悪くてここ1年あまり走られていないとのこと。また是非来年ご一緒しましょうと話す。もっと長居をしたいが、カレーをいただき出発。わざわざ玄関まで見送っていただく。感謝。椿の森を抜けもとの道へ戻る。笠山の入口で、○友さんとバッタリ。萩市内で道を間違えアーケード街にでてしまったとのこと。ちょっとお疲れ目の様子。本当に萩の街はわかりづらい。聞くところでは、戦略上わざと分りにくい道にしたとか?

明神池を右折、最後のチェックポイントの東光寺を目指す。昨年のような間違えは絶対にしないと誓う。今度は道を横切り、きたときと反対の歩道を進む。こちらの方が路面が平らで走りやすい。越ヶ浜あたりだったか、藤○さんを含む5〜6人の集団とすれ違った。元気そうだ。こちらも虚勢を張って元気に答える。帰りは幾分早く感じる。萩焼会館を左折して直進。信号を超え、小さな橋渡り左折。ずっと進むもう少し道なりに進むところを、間違って階段を下りてしまった。少し慌てたが、山門の前に出た。午後10時半、最後のチェックも完了。チェックシートをビニールに入れ、ポーチの下の方に大事しまう。次は料金所へと向かう。

東光寺〜料金所〜明木〜佐々並

松本大橋に向かうつもりが、路面の矢印に惹かれてしまい、松蔭大橋に出てしまいちょっとあせる。萩署を見つけ安心。御許町の交差点を左折してあとは道なりだ。歩きが多くなってきたためか寒さを感じるようなって来た。自販機で温かい飲み物を買う。橋本橋を渡り、トヨタビスタを左折。そのまま料金所まで直進のルートを取る。右手に萩市内の最後のコンビニ(ローソン、ポプラ)があるが予備のおにぎりがあるので通過。飲み物は明木、佐々並の自販機で買えばよい。やっぱり上りがきつい。頑張って料金所入口までは走る。去年はこの辺で140kmのランナーとすれ違い始めたが、今年はまだ早いせいか、姿は見えない。

料金所からは、萩道路を走ろうと思っていたが、歩道が無さそうなので、予定を変更して、鹿背随道を通りしばらくして萩道路と合流するルートを取る。ちょっと遠回りだが往還道よりはマシだろう。鹿背随道のトンネルで対向車とすれ違う。幅が狭く危ない。あちらも予期せぬ歩行者(走行者?)に驚いたことだろう。さらに進むとまた対向車が数台。すれ違うたびに怖い思いをする。料金所を通らずに萩市街へ抜けられるので多くの車がこの道を通るのか?道は下っていくがなかなか萩道路と合流しなくて不安になる。今思えば、昼間に通過した時に比べ、暗い中では緊張しているせいか時間の経過が遅いことや、そろそろ疲労が出てきたことが揚げられるであろう。しばらくしてやっと合流。

明木川にかかる橋を渡り、一度国道262号線に出る。「旭村役場」の看板を右折し、明木市へ。役場近くのエイドはまだ開いていない。「一升谷入口」の看板が目印の倉床商店前を左折。

262号線の下をくぐり、いよいよ一升谷の上りが始まる。初めの8割が上りで残りの2割だけが下りとイメージしている。つまりはほとんど登りということ。萩から山口へ行く時にはキツイ。昨年の台風で折れた木々を除いたせいか道幅が広いところがある。それにしても石畳までなかなかたどり着かない。ふうふう歩いて登っていくと前方から明かりが見える。かなりのスピードで降りてくる。「140キロの方ですか?」。「ハイ」。ライトで顔を照らさせてもらうと、「何と」と言うか、「やっぱり!」と言うか、Wさん(←そのままじゃない)だった。思わず喜び合って抱きついてしまった。「トップですよ!行けますよ」。元気をいただいた。ここで6合目くらいだったか?さら20分くらい経って2位のランナーが降りてきた、その後間隔が狭くなりすれ違うようになる。20位くらいで私と同じキ印マラ友の東京のNSさんと会う。熱い抱擁を交わす。まだまだ余裕の表情。この人はこれからが強い!ゴールではおそらく10番くらいまで順位を上げるだろう。何とか一升谷をクリアして、右手の階段状の登りを上がり、一度国道に入る。まだ登りが続く。すれ違う140kmの部のランナーが増えてくる。しばらく行くと、右手に竹林公園、左に喫茶店、その名も「萩往還」!(夏に昼間来た時は営業していなかった)もうひとふんばりで看板「釿の切峠 405m」に到達。ここが最高点だ。あとは下る。新茶屋から公式には左手の往還道を行くが、自分はこのまま国道262号を直進する。距離にしては大差ないが、こちらの方が走りやすいであろう。佐々並の「道の駅あさひ」で休息。自販機で飲み物を購入。ここまできたら「あとひと踏ん張り」という気がしてくる。

佐々並〜天花畑〜瑠璃光寺

佐々並を出発。日南瀬川の川音を右側に聞きながら、再び262号線を登っていく。この辺から手が冷たくなってきて肌寒さを強く感じるようなってきた。道路両側のポール先端の蛍光部分が蛍のように揺れているように見え始めた。前方を走るランナーのライトと思っていたのは、ポールの先だったんだ。マズイ!そろそろ変な物が見えるようになってきた。去年は川岸に「ギターを抱いたスナフキン」を見たが、まだまだ凄いのが現れるのだろうか?今思えば多分歩いていた(ないしは走っていたとしてもかなり遅いペース。でも本人にしては普通のペースで走っているつもりだったのだろう)ためだろうが、ずいぶんと距離が長く感じた。

さらに悪いことに胃腸の調子が悪くなってきたのか、吐き気が頻繁に訪れるようになってきた。○野○さんのご忠告どおり、12時間ごとガスターを服用してきたが、いよいよ効果切れか?実は、「大村湾」、「お台場」とレース中盤から終盤にかけ、ひどい嘔吐に悩まされていたので、今回も早いうちから出ないかととても心配していた。

胃腸がやられると、食べても飲んでもすぐ吐き出し、栄養補給が出来なくなって、長丁場のレースだと体力が持たなくなってしまう。「お台場」はまさにこのパターンだった。むしろこれまで何もなく過ぎたのがラッキーだった。やはりガスターの効果は有ると思う。

一時国道を離れ、橋を渡り、首切れ地蔵の前を通過。あまり怖いという感覚は無い。しばらく行くと県道62号線と合流。「←夏木原キャンプ場3.3キロメートル」の道標をしっかり確認。あとはほとんど道なりだ。道はまだまだ登る。早く最高点まで達したい。去年はこのあたりで大阪のひ○こさんと競うように歩いていたっけ。彼女は木を杖代わりにしてガシガシ登っていた。浪花女のど根性を見た思いがした。来年はまた一緒にバトりましょうね、ひ○こさん。

相変わらず前方両脇では蛍がゆらゆら揺れている。下を向けば地面がぐわらんぐわらん揺れていて、まるで船に乗っているようだ。左手の森をみると男女が顔を寄せ合っている。ほら、手前にも。右にも。見える見える・・・・。大分頭がイカレテきた様だ。「もうムーミンでもスナフキンでもノンノンさんでもいらっしゃい!」という気分だ。

やっと右側にキャンプ場が現れた。最高点まであと少し(のはず)だ。よろよろと進み、板堂峠を通らずに、峠を取り囲むように県道を選ぶ。展示館の明かりが見える。最高点を示す看板「511m」だ。登りきった!あとは下りだけだ。そのまま道なりに進む。

登りきった安堵感からか、今まで皆無だった眠気が急に襲ってきた。意識が遠くなっていく。真っ直ぐ進めなくなってきた。少し寝ながら進んでいたようで、気がついたら車道の真ん中付近にいた。こんなことを数回繰り返し、気がついたら自分が山口に向かっているのか反対の萩に向かっているのか分らなくなってきた。かなりマズイ。ちょうど60km歩きの部の方とすれ違ったので、「私はどっちに向かっているのですか?」とかなりおマヌケな質問をしてしまったが、間違っていないことを確認した。そういえばポーチに眠気覚ましドリンクがあったことを思い出し飲んでみた。錠剤と違い今回も速効性はあった。相変わらず眼の前には蛍が飛び、森では男女がいちゃついている。しかし15分くらいするとまた眠くなってきた。とろけてバターになってしまいそうな(?)眠さだ。「どうにかしてくれー」と言いたくなる。眠気覚ましのガムはスタートの瑠璃光寺で皆に気前よく振舞ってなくなっていたし・・(←アホ)。トホホのホ。

天花畑から一の坂ダムへ向かう往還道を、もろもろの意識の中で何とか間違えずに見つけられた。足場が悪い急な下り坂なので慎重に進む。多少緊張感のある、こういう状態のほうが眼が覚める。いよいよ往還道も終わり、再び県道に戻ってきた。まだ4時を過ぎ、少し空が白んできたところだ。もう36時間以内の完走は間違いない。一の坂ダムを過ぎる。60km歩きの部の方々から「お帰りなさい」、「ご苦労さん」の声がかかる。ヘッドライトを取り、一応、衣服をただして、写真を撮ってもらう準備をしておく。それにしてもなかなか町が見えてこない。大分低いところまで降りてきた。建物が散見し出した。ちょっとだけスピードが上がる。前方でライトを回している人がいる。「蛍」ではないようだ。右折して瑠璃光寺境内に向かう。登り坂だが自然とスピードが上がる。迎えてくれる人が少ないのがちょっと残念だが。昨年に続き間違って寺内を直進してしまい、「こっちこっち」と促される。左折してゴール。午前4時48分。第5ウエーヴスタートなので、34時間28分でゴールである。あらためて五重塔をバックに写真を撮ってもらう。自分でもビックリのゴールタイムだ。最終順位も6位だった。

250kmゴール後

ゴール直後は、身体が重くて、眠くて、吐き気で、とてもあの往還道をもう1往復する気にはならなかった。連絡を取り合って、同じく70kmの部スタートの妻と会う。とりあえず70キロのスタートまで1時間あるので、身体と相談して、出来たらスタートしようと考えた。寒気がするので早く着替えようと思い、木屋町の集会所に荷物を取りに行く。足取りがおぼつかなく、頭もボーッとしている。確か左の階段を下りていくはずだが・・。わからない。階段が手前から奥に向かって3つあるが、どの階段を下りていったらよいかわからない。「ここだろう」と思い降りるが、見慣れない景色だ。マンションの裏側のようなところだったはずだが・・。わからない。たどりつけない。20分くらいウロウロしただろうか?ふっと気がつくと、目の前の建物が目指すところだった。意識が飛んでいたのだろうか?しばらく休んでいたほうが良いと思い、境内の芝の上で着替えて横になる。寒気が引かない。結局それからはしばらく立ち上がれず、妻のスタートを見送ることなく2時間ほど寝てしまったようだ。

気がついたら8時過ぎだった。こうして「250+70km時間内ダブル完走」の目標は、片方のみで終わってしまった。

仮眠を取り、体調も戻り、お腹に少し食べものを入れ250キロのゴールの人を応援していると、「もう少しいけたんじゃないか?」という気が湧いてきた。さらに時間が経ってくると、「スタートさせしていれば、すれ違うランナーや同じ70,35キロ組の人たちと励ましあって違う結果もあったんじゃないか?」などと少々自己嫌悪に似た後悔の念が起きてきた。翌朝、ほとんど身体に痛みが無く、7キロもジョギングできたのが余計に「あれが精一杯だったのか?」という残念な気持ちになった。

自分を含めて今回6人挑戦し、公式に完走されたのが猪○さん、250kmチェック漏れながら70キロも完走のNさん。この2人が時間内W完走を果たした。250キロ2位の塩○さんは出走するも惜しくも35キロでリタイア。(翌朝膝にサポーターされてました)猶○さん、Wさんは250キロ36時間以内完走できず。という結果だった。

今年は天候にも恵まれ、思いがけない良いタイムでゴールできた。ただ魔物のすむ「萩」では来年のこのような条件で走れる保証は無い。それでも機会があればもう一度チャレンジしたいという気持ちに早くもなっている。

走行コースについて

今回はところどころ意図的にショートカットしたり、料金所以降では本来の往還道ではなく、県道や国道を走行した部分もあった。(タイム短縮と、夜間の単独走の為コースアウトを防ぐ目的から)

ご批判される諸兄もおありのことでしょうが、特に今回はお許し願いたいと思います。

今年の服装・携行品

出発時

CW−X 半袖バイクジャージ
CW−X ロングタイツ
バンダナ
アシックス フリークスジャパン
ヘッドライト ブラックダイアモンド社ジーニックス
ウエストポーチ
・ゴアテックス上  ←好天のため宗頭預けに
・防水用ポーチカバー ←好天のため宗頭預けに
・携帯
・財布(防水)+お金
・地図 正副2部(ビニール入り)
・薬(ボルタレン錠剤+サポ、ガスター、エビオス、カフェイン)
・ワセリン
・ティッシュ
・ボールペン

海湧預け荷物  無し

宗頭預け荷物

ヘッドライト ペツェッル社 ミオ5
固定式ライト ナショナル  ←忘れて使用せず。無くても変わらない?
青ロングシャツ  ←使用せず。好天でも体温低下したので使用すべきだった。しかし、着替えの際、ゼッケンを付け替える煩雑さは一考の余地あり
靴下 ←使用せず
栄養ドリンク
眠気覚ましドリンク →ポーチにいれ携行
インドメタシン軟膏 ←使用せず
地図 副1部


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