景山 亘さんの

第16回 萩往還 250K ウルトラマラニック

連続4回目 限界への挑戦に思う。

2004.3.29 掲載


2004.3.22
今年も萩往還250K 5/2...5/4 いよいよ後1ケ月余りとなりました。 13回.14回と完踏し15回は222キロで無念のリタイヤしました。2勝1敗です。
そして250K完踏した後2週間後鯖街道走破するのが夢で過去2回経験済みです。
48時間のあの恐怖のドラマが刻一刻と近づいて来ました。
これでもう止めよう。2度と走りたくないと思いながらどうしても、苦しみからの完踏の歓びが忘れられず、今年もチャレンジします。
年齢的、肉体的にもう限界と思いますが精神は燃えて皆さんの応援を頂いて今年は是非完踏したい。そして1年の最大のテ−マとして1月から連続マラソンにチャレンジしたり、山岳マラソンにも取り組んで来ましたのは、この過酷なレ−スを夢に見ているからです。
普通に考えると とても走れる距離では有りません。夢を見続けています。しかし最初はあのスパルタスロンを完走された日垣さんのアドバイスあり、ウルトラの先輩菖蒲さんの助言があったことが私の人生感が大きく変わりました。この二人の良きウルトラの先輩に恵まれたからこそです。
最初金剛山に登頂は4回〜5回休んでいたのが365日毎日会社に行く前に登頂出来ました。また富士登山競争目指して走って30分前後登るほどになりフルマラソン.ウルトラマラソンにのめり込み短期間に数限りなく走り続けました。今若く若手のホ−プ蔵本康隆君は私に似た人生を送っています。彼は素晴らしいスプリンタ−の持ち主で各レ−スで上位入賞しとても楽しみです。彼も出発点は金剛山です。私は6年間毎日金剛山に通い足の財産を作りました。そして沢山の方にパワ−を貰いました。このウルトラの先輩に出会わなかったら今頃金剛山の素晴らしい回数の世界のとりこになつていたと思います。
このウルトラの世界は人間の煩悩を忘れ、ただゴ−ルを目指し黙々と走り続けまるで人生の歩みに酷似しています。
2日間走り続け萩往還道にたどり着いた時、140K.70K.のランナ−と対面になりご苦労さん良く帰ってきたと総ての方に声をかけて頂いた時の歓びは涙が出て止まりません。ここが最高のドラマ。そしてまた鳴きながらゴ−ルするときの歓び。沢山の応援にまた涙.....。一人でも多くこの歓びを経験して頂きたい。
このウルトラで鍛えた身体は故障もなくいまだに勤めています。健康な身体を生んでくれた亡き母に感謝しています。
今年はクラブから前川君.景山 錬成会の菖蒲さんの3人です。
4/4 後醍醐 45K 4/11 ダイトレ 35K その他 2日に1回 20K
帰社後8時〜10時迄走ります。いよいよ残るところ1ケ月ム−ドが盛り上がりました。
全員Vを目指してがんばります。
END
景 山  亘

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