萩往還は全ての参加者に優しい。
それが私の第一印象でした。防府をスタートしてまず沿道ですれ違う140Km ランの皆さんに声をかけられ感激。
明るい沿道を離れ、分岐で看板を見過ごし、火葬場へ迷いこむというアクシデントもありました。
しかし、本当の往還の厳しさを知ったのはそれからでした。満天の空を見上げながら往還は素晴らしいと感激していたのも束の間。 どこまでも続く石畳、上り坂、一瞬の国道、また山中へ。
私は佐木島ナイトウォークで暗闇の山越えは慣れているつもりでした。ところが往還の暗闇は全く先が見えず、小さな向かってくる光、追って来る光が支えになっていました。
そして皆さんが一人で歩いている私に声をかけていただき次のエイドへの励みになりました。
沢に転落した方を支え、エイドまで付き添われた方々。
自分のことはさておき、エイドまで一緒に行きましょう!と。
ゴールした時は夜も明け、完踏の充実感、達成感と供に感謝の気持ちでいっぱいでした。
お弁当と一緒に特別に?暖かい葱いっぱいの味噌汁も頂きました。心も身体も温かくなりました。
萩往還に出会え、皆さんの暖かさに触れ、これが萩往還の魅力なのだとつくづく思うのでした。
萩往還の関係者の皆様、このHP製作者のクニさん、参加された皆様、お疲れ様でした。
そして、有難うございました。
来年も是非、参加したいと思います。
あさひ☆
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