景山 亘さんの

第9回 四万十川ウルトラマラソン(100Kの部)

大阪 景山 亘 2003.11.11 掲載


3回連続 自己新記録(12時間38分)でゴール
2003.11.7.記
私は今年も日本最後の秘境青々とした 四万十川 の清流沿いを走れて最高です。
そしてランナ→だけが味わう涙の完走のゴールの一瞬は一人でも多く知って頂きたい。
タイムに順位に完走にチャレンジされる方、楽しんで走られる方色々です。
今年も全国から1,800名(100K 1,500名 60K)厳粛な抽選で選ばれたランナーは年齢を問わず秋晴れの楽しい一日を走り抜きました。
そして沢山のボランティア、スタッフの方々の賜です。ありがとう。
また来年もこのすばらしいコースを夢見てがんばります。
過去3回チャレンジしましたが結果は下記の通り平凡な記録ですが私の歴史が刻まれています。そして河内長野RCの一員として誇りに思っています。
1998.10/18 第5回大会 12時間57分で完走 初ウルトラにチャレンジ
2001.10/21 第8回大会 12時間54分で完走 大雨の中激走
2003.10/19 第9回大会 12時間38分で完走 最高の気象条件
四万十川の完走メダル3個になりました。いくつゲットできるか楽しみです。
そして我がクラブから西田雅和100K.西田幸子60K完走 そしてクラブ外ではカネヒラスボーッのチーフ兼平光子100K完走。前田弘氏は11時間45分完走。
富岡さんは惜しくも完走を逃されました。また西山さんは応接で活躍です。
5.6.7.8会の石橋.大森.三浦(60Kの部 60歳代 3位入賞)
金剛錬成会の蔵本康孝(松原市)100Kの部 3位入賞 7時間55分
このように身近な方が入賞されて私は自分のことのように夢を見ているようです。
このすばらしい活躍をクラブの皆様にお知らせいたします。
今年も私はこの大会昨年に続き(光明池〜高知県 中村市)1,000Kを車で一人往復しました。100K走った後宿に帰り休養して午後10時に出て翌日の午前6時30分に帰宅..月曜は通常通り勤務することが出来ました。
これも車のウルトラマラソンです。これは真似をしないで下さい。
そして今年は阪神タイガースが日本シリーズで3勝2敗で王手をかけて日本中を興奮の渦に巻き込んでいます。
「レースの概要」
10/19 中村市 安並市民運動公園 くらおか中学校 午前 5時30分スタート
朝方でもまだ暗く松明の明かりで照らされ勇気づけるタイコの音共にみんな元気よく完走めざして号砲とともにお乗り気分でスタータしました。
気温も11度と下がり私は初心に帰り今日は12時間30分タイムに挑戦しようと内心は燃えました。そして黄色のレーシングウエーアで気分を若くしました。
一昨年は大雨の中激走。その前はウルトラ初完走でいつまでも感動を押さえることが出来ませんでした。
スタートして18K〜21Kがこのレースの最大の山が有ります。
マイペースで走っていると救急車がはしるのでどうしたのかとおもっているとランナーにハチが襲ったらしく私は運良く刺されずに済みました。
そして峠21Kから30K迄四万十川の支流沿いに下りが長く続きます。
毎年この下りで飛ばし過ぎ後半疲れるのでブレーキをかける。
知り合いの方から沢山 景山さん との声を掛けて頂き嬉しく挨拶をする。
本当に友達はいいものです。30K〜40Kから川幅が大きくなり緩やかな平坦地を走る。足は快調。応援の声と共にまだ余裕が有った。
40K〜50Kは太陽も高くなり少々あつくなり初め汗ばんでくる。
昭和大橋、小野大橋と清流を見ながら気持ち良く走る。
42.195K地点通過タイム4時間38分で少しペースが早すぎと思った。
この付近で十和村10時スタートの60Kのランナーが元気よく走って行く。この中に三浦さん、西田幸子さんとあう。二人とも調子がよさそうで入賞すると思った。
50Kで前田弘さん声をかけてマイペースで先に行きました。50K〜62Kカネヒラのチーフと走る。二つ目の峠があり下りで偶然合う。
チーフは素晴らしい走りで前半ハイペースが影響して如々に遅れてしまいました。
62Kのエイドステーションで履きなれた薄いハーフようのシューズに履き替えた。
休憩10分でスタート。残り38Kでもう半分もない。みんな疲れているようだ。毎年60K〜80Kでタイムが落ちるので今年は気を付けた。
80K〜ゴールまでやはり薄いのは失敗しました。
80K付近から地元の応援が凄く午後3時過ぎると気温も下がり初めドリンクも腹の調子も今一つ。この付近からどんどんぬかれる。前は5−6分がゴールまで行ったのに今年は余力がなかった。熱いお茶がエイドで一カ所だけ有った。頭だけに水をかけてただゴ−ルまでもくもくと走りつづける。14時間の制限時間に1時間45分の貯金があり完走に手応えは充分に有った。
99Kの最後の坂はいつも地元の応援が凄く 大阪のおっちゃん ようがんばった。よう帰ってきた。もう少しだガンバレーと握手攻め 胸が熱くなり思わず涙がこみ上げる。
そしてゴールの中村高校 で2362 大阪府の 景山さん とのアナウンスに思わず泣けた。メダルを首にかけてもらいこれで終わった。そしてゴールでは前田弘さん西田幸子さんそして沢山のかたが拍手で迎えてくれた。12時間38分のドラマは忘れら
れない。みんな完走の歓びにふけっている。お疲れ様でした。
FINISHE
2004.萩往還250Kに申し込みしました。
2003.は自信過剰で失敗しましたが、皆さんもこの大会にこれから焦点を合わせ練習に励まれることと思います。完踏の歓びに明日に向かって走りましょう。
萩往還に燃えるシニア ランナー
景山 亘

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