歴史街道(京和トライアスロンクラブ主催)
2003.04.24 掲載
15.4.6.(日)
1331年、南朝での元弘元年、北朝では元徳3年8月、後醍醐天皇 平安京より奈良に行きついで8月26日金胎寺に入る。ここで兵を集めるを考えるが、地域的に無理とわかり笠置へ向かう。これが南朝の始まりとなる。
大仏貞直、金沢直冬、足利尊氏ら、幕軍を率い西上する。楠木正成、河内に挙兵する。
幕軍笠置を落とし、天皇捕らわれ隠岐に流される。この後醍醐天皇が奈良より金胎寺、笠置山へ入るコースをたどります。
このコースの発見には白楢地域の歴史研究家の協力で足かけ3年かかりました。
雪の降るなか道がわからなくなり5時間さまよい歩き、天皇が3日間さまよい歩いた時の、後醍醐天皇御奮跡松露御衣二滴の歌碑が理解出来ました。
このような素晴らしいコース説明をそのまま書きましたが歴史の勉強です。
私は昨年に続いてこの大会に参加しました。参加人員は200人弱です。とても主催者の井上 博さまご夫妻が気さくな方で雰囲気の良い大会で大変人気が有ります。そしていつもライバルで仲の良い上ケ原君(60歳京田辺市)と競争しますが最近彼の方が若いのでわずかの差で負けるようになりました。でも萩で彼140K私は250Kで勝っていますからいつも尊敬してくれます。
萩を完走2回して良かった。私は誇りに思っています。
この大会のクライマックスは40K過ぎて最後の5キロ笠置山往復が対面で下る人は もう少しですよ。登る人は お疲れ様 と手を挙げ笑顔でお互いに 励ましあい、まるで萩の対面を思い出す友情の場面が最高です。
また萩往還250K完走にはダイトレ(4/13)と走り込みに欠かせません。
タイムとか順位の表彰が無く気楽に走れます。みんな一生懸命走り汗を流してゴールの 笠置いこいの館 で入浴の後50−60人一人一人自己紹介やエピソードを交え一杯飲み(美味しい)マラニツク愛好者方々と時の過ぎるのも忘れ楽しい打上です。
私は大阪.河内長野ランニングクラブの景山です。今年もこの大会を走って萩の250K走ります。宜しくお願いします。といつものセリフです。
皆さんの拍手で感動です。
クラブでは毛利絹子さん(この大会ではかなり知名度が高い)お互いにいつもの和やかな会話で上りは遅く下りは早い。岡村絹枝さんはウルトラの大ベテランで早い。
またエイドも楽しみの一つです。いつもながらボランティヤの方々有り難うございます。
コースはJR玉水駅午前9時スタート 田村新田〜茶畑道〜けもの道〜犬打峠〜鷲峰山金胎寺(昼食)〜原山参道〜カクマル〜そま田〜三国林道〜切山口〜笠置大橋〜笠置山頂〜いこいの館ゴール 4時間46分でテープを大手を挙げいつものポーズです。
このゴールの瞬間はマラソンの醍醐味です。
今年は天候も良く桜もきれいで本当にマラニツク満喫でした。
足はお陰様で絶好調 萩に手応えあり今年は250K 竹下、矢谷、新田(錬成会)さんは初完走目指し。毛利絹子さん景山(3回連続)。前川君140K全員完走を目指します。
クラブの方々にこの日本一過酷なロマンに満ちたレースのドラマをお知らせ出来ればと思っています。
クラブの例会は萩が終わってから出席しますので宜しくお願いします。
景山 亘
ホームページへ ウルトラマラソンのトップへ 皆様の投稿トップへ